Appleギフトカードは、アプリの課金からiPhoneの購入まで使える便利なプリペイドカードです。
本記事では、初めての方でも迷わないように「購入方法」「チャージ方法」「使い方」「トラブル対処法」までを分かりやすく解説します。
Appleギフトカードとは?基本情報と特徴
Appleギフトカードは、Appleが提供する幅広いサービスや製品の支払いに利用できるプリペイドカードです。2021年に登場し、従来の「App Store & iTunesギフトカード」と「Apple Storeギフトカード」を統合した新しいタイプのカードとして人気を集めています。
アプリや音楽、映画などのデジタルコンテンツだけでなく、iPhoneやMacなどのハードウェア製品の購入にも使えるため、個人利用からプレゼントまで幅広く活用されています。ここでは、その特徴をわかりやすく紹介します。
iTunesカードとの違い
従来の「iTunesカード」は、アプリや音楽などデジタルコンテンツ専用のカードでした。一方、Appleギフトカードはそれに加えて、Apple Store(実店舗・オンライン)で販売される製品やアクセサリの購入にも対応しています。
つまり、AppleギフトカードはiTunesカードの上位互換といえる存在です。
項目 | iTunesカード | Appleギフトカード |
利用範囲 | アプリ・音楽・映画などのデジタルコンテンツ限定 | Appleの全製品・サービスに対応 |
販売形態 | デジタルコード中心 | 物理カード・デジタル両方あり |
現在の扱い | 販売終了(旧カードは使用可) | 現行の標準カード |
旧iTunesカードを持っている場合でも、Apple IDにチャージすれば引き続き利用できます。
1枚で何にでも使える統合型ギフトカード
Appleギフトカードは「1枚で完結する万能カード」です。App StoreやApple Musicなどのサービス利用はもちろん、Apple公式サイトや実店舗での端末購入にも使えます。
たとえば、次のようなシーンで利用できます。
利用可能な主なサービス・商品
- App Store:有料アプリやゲーム内課金
- Apple Music・Apple TV+・Apple Arcade:定期購読(サブスクリプション)
- Apple公式ストア:iPhone、Mac、AirPods、アクセサリなど
- iTunes Store・Apple Books:音楽、映画、電子書籍の購入
このように、デジタルからハードウェアまで幅広く対応している点が、従来のギフトカードにはない魅力です。
有効期限がなく残高も繰り越せる仕組み
Appleギフトカードの大きな特徴のひとつが「有効期限のない安心設計」です。
カードを購入してApple IDにチャージすると、その残高は無期限で利用できます。また、支払い金額が残高を下回った場合でも、差額は自動的にApple IDに繰り越され、次回以降の支払いに使われます。
- 有効期限なし(※キャンペーン配布コードは除く)
- Apple ID残高として繰り越し利用可能
- 少額の支払いでも自動的に残高から引き落とし
この柔軟な仕組みにより、必要なときに少しずつ使える利便性が評価されています。ギフトとして贈っても、相手が自分のペースで使える点も大きなメリットです。
Appleギフトカードの種類と購入方法
Appleギフトカードには「物理カード」と「デジタルカード」の2種類があり、用途や贈り方によって選ぶことができます。
コンビニや家電量販店などの実店舗で購入する方法と、Apple公式サイトやECサイトを通じてオンラインで購入する方法があります。それぞれの特徴を理解しておくことで、より便利で安全に利用できます。
物理カードとデジタルカードの違い
Appleギフトカードは、手に取って渡せる「カードタイプ」と、メールで即時発行される「コードタイプ」の2種類があります。
種類 | 特徴 | 主な用途 |
物理カード(カードタイプ) | コンビニ・家電量販店などの実店舗で購入可能。プラスチック製でデザイン性が高く、裏面のコードをスキャンまたは入力して利用。POSAカード技術により、レジで有効化されるまで価値が発生しないため安全性が高い。 | 手渡しギフト・記念日のプレゼント |
デジタルカード(コードタイプ) | Apple公式サイトやAmazon、楽天市場などで購入可能。購入後すぐに16桁のコードがメールで届き、すぐにチャージ・利用できる。 | 自分用・オンラインギフト・法人キャンペーン |
物理カードは見た目の華やかさが魅力、デジタルカードはスピードと手軽さが魅力です。目的に応じて使い分けるとよいでしょう。
コンビニや家電量販店での購入方法
Appleギフトカードは全国の主要店舗で購入できます。
主な購入場所
- コンビニエンスストア:セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートなど
- 家電量販店:ヨドバシカメラ、ビックカメラ、ヤマダ電機など
- その他:スーパー、イオンモールなどのギフトカード売り場
購入の流れ
- 売り場で希望の金額のカードを選ぶ(固定額またはバリアブルタイプ)。
- レジで会計を行い、有効化(アクティベーション)してもらう。
- 購入後、裏面のコード部分を削って利用。
店舗によってはキャンペーンが実施されることもあり、購入金額に応じたポイント還元や抽選特典が得られる場合もあります。
Apple公式サイト・ECサイトでの購入方法
オンラインで購入する場合は、即時発行できる「デジタルカード(コードタイプ)」が中心です。
主な購入先
- Apple公式サイト(https://www.apple.com/jp/shop/gift-cards)
- Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどの大手ECモール
購入手順
- サイトで金額を選択(固定額または任意設定)。
- 贈り先のメールアドレスを入力(自分宛でも可)。
- メッセージを添えて購入完了
- 数分以内にコード付きメールが届き、即利用可能。
ECサイトでの購入はポイント還元を狙う人にも人気がありますが、販売元が「Apple公式」または「正規販売店」であることを必ず確認しましょう。非公式販売者からの購入は詐欺被害のリスクがあります。
購入時の支払い方法と注意点(手数料・レシート保管など)
支払い方法は、クレジットカード・デビットカード・Apple Pay・現金など多様に対応しています。オンライン購入の場合もApple Payやクレジット決済が主流です。
手数料は一切かかりません。
ただし、ECサイトでは販売店独自の手数料や最低購入金額が設定されている場合もあるため、事前に確認しておくと安心です。
- 購入後はレシートを必ず保管(チャージが完了するまで)
- 有効化エラーが起きた際に、レシートが購入証明になります
- 非正規サイト・個人間取引では購入しないこと(無効カード・詐欺被害の可能性)
安全に使うためには、正規ルートでの購入と、購入記録の保管が基本です。
Appleギフトカードの使い方(チャージ方法)
Appleギフトカードを利用するためには、まず「Apple ID」に残高をチャージ(入金)する必要があります。チャージを行うことで、App StoreやApple Music、iCloud+などの支払いに自動的に残高が使われるようになります。
操作はとても簡単で、スマートフォン・パソコンのどちらからでも数分で完了します。ここでは、各デバイス別の手順と、トラブルが起きた際の対処法を紹介します。
iPhone・iPadでのチャージ手順
iPhoneやiPadでは、App Storeアプリを使って手軽にチャージできます。
- App Storeアプリを開く。
- 右上の自分のアカウントアイコンをタップ。
- 「ギフトカードまたはコードを使う」を選択。
- スマホのカメラが起動するので、カード裏面のコードをスキャン。または手動で16桁のコードを入力。
- 「チャージが完了しました」と表示されたら終了。
デジタルカードを購入した場合は、届いたメールのリンクをタップするだけで自動的にApple IDに反映される場合もあります。
Mac・WindowsPCでのチャージ手順
パソコンからチャージする場合も手順はシンプルです。
Macでの方法
- App Storeアプリを起動。
- サイドバー下部の自分の名前をクリック。
- 「コードを使う」を選択。
- コードを入力またはスキャンして登録。
Windows PCでの方法
- iTunesを起動。
- 上部メニューから「アカウント → コードを使う」を選択。
- 16桁のコードを入力し、サインインして登録。
どちらの場合も、登録が完了すると自動的にApple ID残高が更新され、次回の支払いに利用できるようになります。
Apple ID残高の確認方法
チャージされた金額は、App Storeや設定画面からいつでも確認できます。
iPhone/iPadでの確認方法
- App Storeアプリを開く。
- 右上のアカウントアイコンをタップ。
- 画面上部に「Apple ID残高:¥◯◯」と表示される。
Macの場合
App Storeのアカウント画面から「Apple ID残高」を確認できます。
Windowsの場合
iTunesの「アカウント情報」から残高が表示されます。
残高は自動的に更新されるため、複数のカードを連続でチャージしても問題ありません。
チャージできないときの原因と対処法
チャージが完了しない場合、以下の原因が考えられます。
原因 | 状況 | 対処法 |
コードが無効または使用済み | 「コードが無効です」と表示される | 別のアカウントで使用されている可能性。購入店やAppleサポートに問い合わせる。 |
有効化されていないカード | コンビニなどで購入直後に使えない | レジでの有効化処理が完了していない場合。購入した店舗にレシートを持参し確認する。 |
入力ミス | 似た文字(Oと0、Iと1など)を誤入力 | コードを慎重に再確認し、再入力する。 |
通信エラー | ネットワーク不安定 | Wi-Fi環境を確認し、再試行する。 |
国・地域の不一致 | 海外で購入したカードを日本のApple IDで使用 | Appleギフトカードは購入国でのみ有効。日本のApple IDなら日本国内発行のカードを使用。 |
トラブルを避けるため、必ず正規販売店で購入し、レシートを保管しておくことが大切です。
レシートがあれば、Appleサポートや購入店舗での対応がスムーズになります。
Appleギフトカードの使い道
Appleギフトカードは、Appleのさまざまなサービスや製品に利用できる万能なプリペイドカードです。
アプリの購入からiPhoneやMacの購入、サブスクリプションの支払いまで、1枚でAppleエコシステム全体をカバーできます。ここでは、具体的な使い道を分野別にわかりやすく紹介します。
App Storeでのアプリ・ゲーム購入
AppleギフトカードをチャージしたApple ID残高は、App Storeで自動的に支払いに利用されます。
主な利用例
- 有料アプリの購入(例仕事効率化アプリ、写真編集アプリなど)
- ゲーム内課金(例「原神」や「パズドラ」のアイテム購入)
- アプリのアップグレード版・広告除去の支払い
- LINEスタンプや着せかえなどの購入
特に学生やクレジットカードを持たない人にとっては、Appleギフトカードを使うことで安全に課金できる点が大きなメリットです。購入時には自動的に残高から引かれるため、金額管理も簡単です。
サブスクリプション(Apple Music・iCloud+・Apple TV+など)支払い
Appleギフトカードの残高は、Appleが提供する各種サブスクリプションの支払いにも利用できます。
サービス名 | 内容 | 月額料金(税込)例 |
Apple Music | 音楽聴き放題サービス | 個人:¥1,080/月 |
iCloud+ | ストレージ拡張(写真・データ保存) | 50GB:¥130〜 |
Apple TV+ | オリジナル番組・映画配信 | ¥900/月 |
Apple Arcade | ゲーム遊び放題 | ¥900/月 |
Apple One | 上記サービスのセットプラン | ¥1,200〜/月 |
Apple IDに残高があれば、これらの月額料金は自動的にそこから差し引かれます。クレジットカード情報を登録しなくても利用できるため、セキュリティ面でも安心です。
Apple Storeでの製品・アクセサリ購入
Appleギフトカードは、Apple Store(実店舗およびオンラインストア)での製品購入にも利用できます。
主な購入対象
- iPhone・iPad・Mac・Apple Watchなどのデバイス本体
- AirPods・Apple Pencil・ケース・充電器などのアクセサリ
- 修理や交換費用の支払い
オンラインストアで購入する際は、決済画面で「Apple ID残高を使用」を選択すればOKです。
実店舗では、ギフトカードのバーコードを提示して支払うことができます。特に、端末購入の一部金額を残高で支払いたい場合にも対応しており、柔軟に利用できます。
iTunesやApple Booksでのデジタルコンテンツ購入
Appleギフトカードは、音楽・映画・電子書籍などのデジタルコンテンツの購入にも対応しています。
- iTunes Store:音楽アルバム、映画、ドラマ、レンタル動画など
- Apple Books:電子書籍、小説、マンガなど
たとえば、映画をレンタルしたり、お気に入りのアーティストの楽曲を購入する場合も、Apple ID残高で支払いが完了します。
サブスクリプションと異なり、都度課金で気軽に利用できるため、ギフトカードとの相性が良い使い方です。
その他の活用例(修理代金・スパチャなど)
Appleギフトカードの使い道は、製品やコンテンツ購入だけにとどまりません。
- 修理費用の支払い:Apple Storeや正規サービスプロバイダでの修理時に利用可能。
- YouTubeなどの課金(App経由):App Store経由で支払うスーパーチャット(スパチャ)やサブスクにも残高が充当されます。
- アプリ内課金全般:SNSや動画アプリなどの有料プラン支払いにも対応。
つまり、App Store経由の決済であれば、Appleギフトカードの残高が自動的に優先して利用される仕組みです。
この柔軟さこそが、Appleギフトカードが幅広い層に支持されている理由といえるでしょう。
アップルギフトカード買取サイトにて売却
Appleギフトカードは本来、Apple製品やサービスの支払いに利用するためのプリペイドカードですが、「使う予定がない」「誤って購入した」といった場合には、Appleギフトカード買取サイトを通じて売却することも可能です。
ただし、Appleが公式に現金化を認めているわけではないため、利用時には安全性や信頼性をしっかり確認する必要があります。
買取サイトでは、Appleギフトカードのコードを査定・確認したうえで、提示された「買取率」に基づいて銀行振込で代金を受け取る流れになります。
一般的な買取の流れ
- サイト上の申し込みフォームに必要情報を入力
- ギフトコードを送信(スクラッチ部分を写真で送る場合も)
- サイト側で有効性を確認
- 買取率に応じた金額が指定口座に振り込まれる
例買取率の目安(2025年時点)
種類 | 平均買取率 | 備考 |
Appleギフトカード(新品・未使用) | 80〜90%前後 | サイトや時期により変動 |
使用済み・残高不明カード | 取扱不可 | 有効性の確認が困難なため |
▶ 利用時の注意点
- 正規サイトを選ぶことが最重要:実在しない詐欺サイトや、入金されない悪質業者も存在します。口コミ・評判・運営会社情報を必ず確認しましょう。
- 本人確認が必要:古物営業法に基づき、運転免許証やマイナンバーカードの提示が求められます。
- 買取率は常に変動:需要や在庫状況により、日ごとにレートが上下するため、複数サイトを比較するとよいでしょう。
Appleギフトカードの売却は、あくまで自己責任での利用となります。使う予定がない場合の有効な手段ではありますが、トラブル防止のために信頼できる業者を選ぶことが大切です。
Appleギフトカードをお得に使う方法
Appleギフトカードは、定価で購入しても十分に便利ですが、購入方法を工夫することで「実質的にお得」に利用することが可能です。
特に、ポイント還元キャンペーンや柔軟な金額設定ができるバリアブルタイプを上手に活用すれば、支出を抑えながらAppleのサービスをより快適に楽しめます。
また、プレゼントや法人利用に応用することで、相手への印象を高めたり、企業のプロモーション効果を高めたりすることもできます。
ポイント還元キャンペーンを活用する
Appleギフトカードは、コンビニやECサイトで定期的に開催されるキャンペーン期間中に購入すると、ポイントや電子マネーを獲得できる場合があります。これを活用することで、同じ金額でも実質的にお得になります。
販売店 | キャンペーン内容 | 備考 |
セブン-イレブン | nanacoポイント最大10%還元 | 年数回開催、対象金額に応じて変動 |
ファミリーマート | dポイント・Tポイント付与 | コード登録後に自動反映されることも |
ローソン | Pontaポイント還元キャンペーン | 対象期間に購入・応募が必要 |
楽天市場 | SPU倍率アップ+購入ポイント | 高還元率の日(5と0のつく日など)を狙うのがコツ |
- キャンペーンは期間限定のため、実施時期をこまめにチェックする。
- ECサイトでは、ポイント還元率が高い日(例楽天スーパーセール)を狙うとさらにお得。
- Apple公式サイトでは還元はないが、安全性と即時発行が魅力。
このように、購入先とタイミングを選ぶことで、現金で買うよりもお得にAppleギフトカードを入手できます。
バリアブルタイプで柔軟に購入する
Appleギフトカードには、金額固定タイプとバリアブルタイプの2種類があります。バリアブルタイプを選べば、1,000円〜100,000円の範囲で自由に金額を設定できるため、無駄のない買い方ができます。
メリット
- 必要な分だけ購入でき、余計な残高を残さない。
- キャンペーンの条件(例「○○円以上購入で○○ポイント」)に合わせて金額調整が可能。
- プレゼント用に、相手の用途に合わせた金額設定ができる。
購入できる主な場所
- コンビニ(セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートなど)
- 家電量販店のギフトカード売り場
- 一部スーパーやショッピングモール
支払いは現金や電子マネーでも可能なため、学生やクレジットカードを持たない人にも使いやすい選択肢です。
プレゼント・法人利用での活用アイデア
Appleギフトカードは、贈り物や企業のキャンペーン景品としても高い人気があります。Appleというブランドの信頼性があるため、性別・年齢を問わず誰にでも喜ばれやすいのが特徴です。
個人向けプレゼントの活用例
- 誕生日や記念日のプレゼント
- 卒業・入学祝いなどのギフト
- お礼・お詫びの品としての贈呈
法人利用の活用例
利用シーン | 具体例 | メリット |
キャンペーン景品 | SNSキャンペーンや来店促進プレゼント | 参加率・話題性が向上 |
社内インセンティブ | MVP賞・勤続表彰などの報奨 | 現金よりスマートで印象的 |
顧客謝礼 | アンケート回答・商談成約時の謝礼 | 即時送信でき、管理も簡単 |
デジタルコードなら、メールで即日送付できるため、リモート環境でも運用しやすい点も魅力です。
このように、Appleギフトカードは「買う」「使う」だけでなく、「贈る」「配る」用途でも価値を発揮します。
よくあるトラブルと解決策
Appleギフトカードは便利で安全性の高いプリペイドカードですが、購入・チャージ・利用の過程でトラブルが発生することもあります。
特に「コードが無効」「チャージできない」などのエラーは、原因を理解して正しく対処すれば解決可能です。
また、詐欺サイトの被害を防ぐためには、購入元の信頼性を確認することが重要です。ここでは、代表的なトラブルとその解決策を紹介します。
コードが無効・使用済みと表示される場合
Appleギフトカードのコードを入力しても「無効」または「すでに使用されています」と表示される場合、いくつかの原因が考えられます。
原因 | 詳細 | 対処法 |
既に使用済み | 他のApple IDで登録済みの可能性あり | 自分以外が使用していないか確認。心当たりがなければ購入店またはAppleサポートへ連絡。 |
入力ミス | 文字の読み違い(Oと0、Iと1など) | コードを再確認して正確に入力。カメラでスキャンするのがおすすめ。 |
不正カード・盗難品 | 非正規ルートで購入した場合に発生 | 正規販売店以外で購入した場合はサポート対象外。次回からは信頼できる店舗で購入する。 |
カードが物理的に破損している場合でも、購入レシートがあれば再発行対応を受けられるケースがあります。購入証明の保管は非常に重要です。
チャージできない・有効化されていない場合
コンビニや家電量販店で購入したカードをチャージできない場合は、レジでの有効化処理が完了していない可能性が高いです。
- 購入直後に「カードが有効化されていません」と表示された
- 他の端末でも同様のエラーが出る
対処法は下記です。
- 購入時のレシートを持参し、購入店舗へ問い合わせ。
- 店舗側がPOSシステムで有効化を確認し、再処理を行う。
- それでも解決しない場合は、Appleサポートにレシート情報を提示して相談。
また、通信環境が不安定な場合にもチャージが失敗することがあります。Wi-Fi環境を確認し、再度試してみましょう。
別のアカウントにチャージしてしまった場合
複数のApple IDを所有している場合、誤って別のアカウントにチャージしてしまうケースがあります。この場合、チャージされた残高を他のアカウントへ移すことはできません。
- チャージされたアカウントでの利用を検討(同一デバイス内なら共有サービスでの利用も可能)。
- どうしても困る場合は、Appleサポートに相談(ただし返金・移行は原則不可)。
予防策としては、下記が一般的です。
- チャージ前に「設定 → Apple ID」でログインアカウントを必ず確認。
- 家族と共有のデバイスを使う場合は、アカウントの切り替えに注意。
このようなトラブルは一度発生すると修正が難しいため、事前の確認が最も有効な対策です。
詐欺・偽販売サイトへの注意
Appleギフトカードは人気が高いため、詐欺サイトや偽販売業者が存在します。格安販売をうたうサイトや、個人間取引(フリマアプリ・SNS経由)での購入は特に危険です。
- Apple公式を装ったURL(例apple-giftcard-jp.com など)
- 「正規価格より安く販売」「即日高額買取」などのうたい文句
- 運営会社情報や連絡先が不明確
安全に利用するためのチェックリスト
- 購入は Apple公式サイトまたは大手コンビニ・家電量販店のみ
- 不審なメールやSMSからのリンクは開かない
- 個人情報やコードを他人に送らない
- Appleサポート以外の「返金対応」を名乗る相手に注意
被害に遭った場合は、すぐにAppleサポート(https://support.apple.com/ja-jp)や警察・消費生活センターに相談してください。
安全なルートで購入・利用することが、トラブルを未然に防ぐ最善策です。
Appleギフトカードに関するよくある質問(FAQ)
Appleギフトカードは便利な反面、購入や利用に関して「どこで使えるの?」「おつりは出る?」「古いiTunesカードはどうなるの?」といった疑問を持つ人も少なくありません。ここでは、利用者から特に多く寄せられる質問をわかりやすく解説します。
コンビニで支払いに使える?
いいえ、Appleギフトカードはコンビニでの買い物や公共料金の支払いなどには利用できません。コンビニはあくまで「Appleギフトカードの販売場所」であり、「利用場所」ではありません。
利用できる場所の例
- App Store(アプリやゲームの購入)
- Apple公式サイト/Apple Store(製品・アクセサリ購入)
- iTunes Store・Apple Books(デジタルコンテンツ購入)
- Apple Music・iCloud+などのサブスクリプション支払い
Apple関連のサービス・店舗内でのみ有効という点を覚えておきましょう。
おつりは出る?
Appleギフトカードでの支払いでは、現金でのおつりは出ません。ただし、支払い額が残高を下回った場合は、差額が自動的にApple IDに繰り越され、次回の支払いに使えます。
- 残高:5,000円
- 購入:3,800円のアプリ
➡ 残り1,200円がApple ID残高として保持される
この仕組みにより、少額利用でも無駄なく使い切ることができます。
譲渡や現金化はできる?
Appleギフトカードは、一度Apple IDにチャージした後は譲渡や現金化ができません。チャージ前の状態であれば、他人へのプレゼントとして渡すことは可能です。
状況 | 譲渡・現金化の可否 | 備考 |
購入後、未使用のカード | 〇(プレゼント可) | ギフトとして贈るのは問題なし |
Apple IDにチャージ済み | ✕ | 他人への移行・現金化は不可 |
コード売買・換金行為 | ✕ | Appleの利用規約違反・トラブルの恐れあり |
万が一、使う予定がなくなった場合は、正規のギフトカード買取サイトを利用する方法もありますが、Apple公式のサービスではないため、信頼できる業者を選ぶことが大切です。
旧iTunesカードはまだ使える?
はい、旧「iTunesカード」も現在のAppleギフトカードと同様に引き続き利用可能です。すでに販売は終了していますが、Apple IDへのチャージ機能はそのまま引き継がれています。
- Apple IDにチャージして利用できる
- 有効期限はなし
- 利用範囲はAppleギフトカードと同じ(App Store・Apple Music・iCloud+など)
つまり、手元に古いiTunesカードがある場合も安心して使用できます。ただし、コードが擦れて読めない場合や、長期間放置したカードは有効化に時間がかかることがあるため、早めのチャージをおすすめします。
まとめ|Appleギフトカードを上手に使いこなそう
Appleギフトカードは、アプリの購入からiPhoneやMacの購入、サブスクリプションの支払いまで対応できる万能なプリペイドカードです。1枚あればAppleのあらゆるサービスに利用でき、有効期限もないため、長く安心して使えるのが魅力です。
使い方はとてもシンプルで、カードやメールで受け取ったコードをApple IDにチャージするだけ。
チャージ後は自動的に残高が優先的に使用されるため、支払いもスムーズです。また、キャンペーンやポイント還元を活用すれば、実質的にお得に購入できる場面も多くあります。
さらに、Appleギフトカードはプレゼントや法人向けのインセンティブとしても活用でき、贈る相手や社員に喜ばれるスマートなギフトとして高く評価されています。
最後に注意点として、非正規販売サイトや個人間取引での購入は避けることが大切です。正規ルートで購入し、レシートを保管しておけば、トラブル時も安心です。
Appleギフトカードは、「買う」「使う」「贈る」すべての場面で便利に活躍します。上手に活用して、Appleの世界をもっと自由に、そしてお得に楽しみましょう。